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村本建設

村本建設 企業情報

村本建設の概要

明治から昭和にかけて発展した村本建設

村本建設株式会社は建築・土木の事業、メンテナンスなどを総合的に請け負うゼネコンです。明治41年に奈良県で村本組として創業し、県内で業績を積んで、昭和20年に村本工務店と商号を変えました。昭和31年に株式会社となり、翌年に大阪支店を開設。その4年後には東京支店も開設し、事業範囲を拡大。昭和39年の1月に、現在の商号、村本建設株式会社となり、名古屋支店も開設。その後昭和40年代から50年代にかけて、九州、四国、北海道にも支店を置き、全国的に事業を展開するようになります。

会社更生法と村本建設の復活

平成5年には不動産投資の失敗で、大きな負債を抱え、会社更生法によって管財人に会社を任せるという痛手も味わいましたが、企業努力の結果業績を回復させ、平成16年には更生部分と本業を分割する形で、新たな村本建設株式会社としてスタートしました。現在、本店は奈良県北葛城郡広陵町にあり、大阪市天王寺区に本社があります。代表取締役は村本吉弘氏。社員や管財人からの強い推薦もあり、会社分割と同時に就任しました。資本金は4,8億円で、平成27年時で従業員は630人ほどです。2015年度は年商も600億超となり、倒産の影響は徐々に薄れています。

企業理念・経営理念について

新生村本建設の改革

社長の村本吉弘氏は、村本建設の再建にあたって、「スピード」「タイミング」「フレキシビリティ」の3つを提唱しました。村本建設は同族経営であったために、下からの意見が通りにくく、フットワークの弱いきらいがあったのですが、吉弘氏はそれを一新し、「顧客と考え、ともに創造し、満足を共有する」そのためには「時代の変化を捉えて機敏に行動する」「最適な時期を読む」「柔軟性を発揮して臨機応変に動く」という理念を打ち立てました。

ものづくりは信頼関係が重要

また、「ものづくり」の会社として、関わるすべての人の間に信頼関係がなければ、いいものはできないという考えも持っています。社員のコミュニケーションはもちろんですが、関連企業や顧客との交流、地域社会への貢献事業による住民とのふれあい、そうしたものも大切に思っています。さまざまな立場の人同士が、垣根のない活発な意見交換をすることで、その思いやアイデアを企業成長に繋げていきたい考えです。

社員のリーダーシップに期待

社員一人ひとりが、リーダーシップを発揮して、それぞれがスキルアップに励み、そうした人材の集合体である企業までもが成長するビジョンもあります。村本建設には実際に個性的で、専門分野に長けた社員が多く働いています。社員研修を多く設け、普段から社員の底上げに力を入れています。社内の風通しを良くして、新人も自由に発言できる機会があります。意見を取り入れることもあり、本人の努力次第で仕事を任せることもあります。全国の支店・営業所から同期社員が集まって研修したり、上司から丁寧に指導してもらうこともあり、スキルアップには時間がかからないでしょう。

将来のビジョンについて

不況に立ち向かう村本建設の戦略

創業100年を超える村本建設は老舗ではありますが、建設業界の中では特別に大きな企業ではありません。奈良県での創業から、全国に規模を拡大したのは、明治~大正~昭和にかけてであり、富国強兵、戦後の復興、高度成長、バブル景気という、建築業が盛んだった時代です。しかし、現在は不況が続き、建設業は厳しい時です。村本建設では長い歴史の中で蓄積された技術と人脈を活かし、同時に時代の変化を敏感に察知して、新しいことにも挑戦する二本立てで、この時代を生き抜こうとしています。

以前の村本建設でありつづける

村本建設の本拠は、依然奈良県にあります。同県での事業は今も多く、地元に根づいていて、この足場をしっかりと守ってゆきます。奈良県から別地域へ、または別地域から奈良県へと進出する企業などを支援して、県との付き合いを続けてゆくことで、安心して他の地域でも仕事ができるというスタンスです。また、村本建設は昔から官庁関係の仕事が多く、役所や医療関係の事業などを手掛けてきました。そのノウハウを強みとして、これからもそちら方面の事業を掘り起こしていこうと考えています。村本建設はその浮き沈みの中で、常に地盤を固め、村本建設らしさを守り、逆風にも負けない企業に成長してきたといえるでしょう。強い企業が魅力的なのは言うまでもありません。今後も、村本建設は生き残り、多くの仕事を完成させることになると思います。

村本建設が目指す「満足」とは?

大衆のニーズが多様化する現代は、顧客満足、社員満足がなくてはなりません。顧客に満足してもらうだけではなく、社員もやりがいや誇りを感じられる仕事であるべきです。どちらも尊重していくことが、企業の発展に繋がります。社会貢献も持続してゆくことで、地域環境全体を考えた建設を実現します。顧客が快適に過ごせる建造物とサービスを提供できるように、社員や住民からの声を受け止め、いろいろなプロジェクトを考えてゆくことが、厳しい時代に村本建設を成長させるカギとなるのではないでしょうか。

村本建設 サービス内容

村本建設の事業とは

村本建設株式会社は関西を中心に、北海道から沖縄までの日本全国で建設・土木事業を行う企業です。2016年には創業108年を迎え、現在では建築・土木工事の企画、設計、施工、管理、宅地造成、都市開発事業、不動産業務、コンサルティングまでトータルで請け負っています。村本建設は医療施設、教育施設、官庁施設などを多く施工してきた実績がありますが、他にもマンション、商業ビル、工場施設、ダムといったものも手掛けており、公共民間問わず幅広い事業の経験があります。土木では道路、橋、トンネル、水道なども得意分野です。建築と土木の割合は約7:3となっています。震災の不安が高まる昨今は、高性能の探査装置を用いて、建物の鉄筋や空洞を調査・診断する業務も行っています。ストラクチャスキャンと呼ばれる装置は、建物内の鉄筋、空洞、配管の有無を確かめることができます。超音波を利用した、コンクリートの強度測定。腐敗の原因となる塩分の量を分析して、耐久力を計る方法などを駆使して、徹底的な調査・診断を可能としています。別に、民間の資金や知識を活用して、公共サービスを企画設計、運営するPFI事業にも参入し、地域社会にも貢献しています。海外においては現在、中国の瀋陽で建築積算事業を、フィリピンのスービックで不動産投資開発事業を展開しています。タイの学校に遮熱塗料を塗るなど、新興国での活動もあります。

サービスについて

村本建設は本拠地である奈良県を重要視しています。地元での事業を土台としてしっかり行うことで、全国での仕事も可能となるという考えから、奈良県での村本建設の存在感は大きいのです。奈良での商売を考えるのなら、村本建設に相談すれば安心というほどで、多くの企業や事業者の力となっています。もちろん、本業である建築や土木の工事でも、さまざまな工法を導入することで、工期の短縮、コストカット、環境への配慮などをして、顧客や地域の負担を小さくすることにも気を配っています。吸着自走式ウォータージェットは、真空吸着によって構造物の壁に取り付き、ウォータージェットの力で壁面をリモコンで自走させて吊り作業をするものですが、騒音や危険な作業を従来の吊り重機よりも軽減することができます。ダンビー工法は下水道などの管渠を掘り起こすことなく、管の内壁に強度のあるストリップをらせん状に巻きつけてゆくことで、全体的あるいは部分的にも補強再生させることができます。地下壁の防水をするためのスマートフォームも、天災の多い我が国で最近注目されています。本来は内壁を二重にするなどして防水していましたが、スマートフォームを利用することで、より確実に、工事の手間を小さくし、地下スペースの確保もできるのです。村本建設では最新の技術を積極的に採用し、建築でも土木でも今までよりもずっとスピーディーで、お得で、誰にとってもありがたい形にする努力を怠ることはありません。

環境への取組み

環境保護の意識が高まり、建設や土木の世界でも、環境を無視することができなくなってきました。村本建設でも環境を考えたサービスを多く提案しています。よく話題にもなるアスベストは、古くから建設業で使用されてきたもので、今でも当時のままで放置されている建築物も少なくありません。村本建設ではお客様からの問い合わせがあれば、しっかりと調査して、その対策措置をしています。ダイオキシン類汚染水処理装置アクリアDXNは、村本建設が共同開発したもので、高い洗浄能力とローコスト、可搬式のコンパクトさを実現しました。ダイオキシンを放流基準の100分の1にまで抑えることができます。汚染水に関しては、VSAPという浄化装置もあって、アクリアDXNとはやや利用の仕方に違いはありますが、村本建設で設置できます。土壌汚染に対しても、村本建設は対応しています。その土地の歴史、不動産の経緯などの調査から始め、サンプリング検査、対策計画の立案、工事、モニタリングまでひとまとめで応じています。村本建設ではどの段階からでも依頼を受け付けていますから、相談しやすいと思います。電気・工業器機によく利用されてきた、毒性が強いとされるPCB(ポリ塩化ビニフェル)は、現在法律によって、平成39年までに処分しなければならないものです。こちらも村本建設では廃棄できる許可を取得したので、相談に応じています。

過去の実例

村本建設が手掛けた建設事業や土木事業は日本中に存在します。それらの施設を知ることで、村本建設の技術や考え方も垣間見えることでしょう。そこで、ここでは村本建設の手によって完成した事業のいくつかを挙げてみましょう。本社のある関西では、京都大学の総合研究棟、京都地下鉄東西線の御池駅、阪神競馬場、大阪八幡屋幹線下水道、阪神高速の伊吹PAなど。関東なら、東京都新美術館、木場公園、あきる野市中央図書館、綾瀬浄水調整池、埼玉東松山総合会館、上信越自動車道などが有名です。まだまだ北海道から沖縄まで数々の施設やマンションやインフラが村本建設によって作られています。PFI事業では泉佐野火葬場や、島根のサイクルパーク大竹のプロジェクトで地域貢献し、不法投棄で問題となった瀬戸内海の豊島で、アクリアDXNを使用しての浄化作業にも村本建設は関わりました。その業績は地図にも歴史にも残っていると言えるでしょう。

口コミ紹介

子供の頃からマンションとかビルとか、でかい建物が好きだったので、ずっとそんな建物を作れる仕事がしたいと夢見ていました。それで村本建設に入社。マンションとかけっこう建てているのはわかっていたから、あまり迷いませんでしたね。建築の現場はハッキリ言って大変ですが、でっかい建物がどんどん出来上がってゆく光景ってすごくいいんですよね。自分のやっていることが、目に見えるっていうか。もう、それが見たくて仕事してる感じですね。

奈良県の最大手。昔からある会社。奈良でなんか建てるなら村本にしとけ~みたいな空気がある。ま、地域密着型の会社ですね。東京とかでも仕事しているみたいだけど。一度倒産して、もうダメかな~と思っていたんだけれど、不死鳥のように甦った。なんだかんだで時代を読むというか、臨機応変というか、世渡りのうまさがある会社。更生も前倒しして独立したし、やっぱり地盤があるっていうのは強いと思うよ。

村本建設で事務系の仕事をしています。職場の雰囲気はアットホームで、働きやすい環境だと思います。上司や同僚もよく相談に乗ってくれますから、困ったりすることはあまりありません。全体的にのんびりしているところがあって、もちろん仕事はきちんとやるわけですが、仕事のやりやすさは抜群だと思っています。

今、建築・土木の仕事はとても厳しい。どこの企業も発注してもらうのに四苦八苦しているのが現状だ。村本建設は昔から福祉施設とか水道とかの仕事をやってきて、その分野ではかなり名を知られている。何年か前に負債を抱えて、会社更生法で救われた企業ではあるが、昔からの仕事でそれなりの信頼もあったのだろう。確か、20年くらいの更生期間を、10年くらいで終わらせたのじゃなかったか。昔からの仕事の信用と、新しいチャレンジで短期間に再生した。この建設不況の時代に、その手腕は認めても良いと思える。

村本建設の福利厚生はしっかりしています。他の一流企業と比べて、特別にすごいというわけではないのですが、現場手当、家族手当、通勤手当など基本的な手当はあるし、休日も多い。ただ、現場はいろいろなその時の都合で、思ったように休めないことは時々あるようですが、休暇の種類が多いのでタイミングを見て休めるでしょう。社宅もあるから転勤も安心です。健康診断もしっかりとやってくれるので、僕のような病院嫌いは本当に助かっています。

やったことはきちんと評価してくれる会社です。村本建設は一度倒産してしまったそうなのですが、社長の村本吉弘さんはそれを立て直した人で、それまでの家族で仕切っていた体制を見直したらしいです。もっと社員が意見を言えるようにしようと、職場の改善をしたのです。その考え方が会社の中に浸透して、社員も一人ひとりが会社の主役なんだという村本建設の今の社風になっているんだと思います。頑張り次第ではけっこう大きな仕事も任せてくれるみたいだし、大企業で汲々として働くよりも、村本建設くらいの中企業のほうが仕事に張りがあるんじゃないでしょうか。

仕事に関してはしっかりと指導してもらえました。新人の頃は、右も左もわからないような状態で、気が張りつめているものですが、OJTでは指導員がほとんどマンツーマンみたいな感じで、仕事を教えてくれたので助かりました。指導員だけではなく、同じ部署の先輩たちも皆親切で、「仕事は見て覚えろ」的なほったらかしには全然なりませんでした。村本建設には新人を育てる方針があって、新人が立派になれば村本建設自体もよくなるという考えがあるみたいです。おかげで新人が陥る不安はそれほどなかったです。上司や指導員や先輩たちには感謝しています。

村本建設には社員を公平にみてくれるようなところがあります。学歴とか性別とかで格差ができることはないと思います。人事評価はきっちりとされていて、昇進のチャンスはすべての社員に、分け隔てなく与えられています。これは今どき当たり前の話なのですが、この当たり前のことができない企業も少なくなくて、一流企業と呼ばれているような会社でも、つまらないことで差がつけられてしまうこともまだあると聞きます。村本建設はそういうことがないので、新人には働きやすい会社だなと思っています。

村本建設に入社して、私が一番充実感を得られるのが、何十億円もの予算の大きなプロジェクトに関われるということだ。むろん私一人ではなく、大勢の中の一人ということなのだが、大きな事業を成し遂げる一員なのだというプライドを持てるだけで、モチベーションが上がる。自分のやったことが地図に残り、多くの人に利用されるということは、それを経験した者でなければわからないだろう。村本建設ではそれが経験できる。金額の大きさがすべてではないのだが、やはり大きな予算の事業は興奮する。

村本建設は大企業ではないので、一人ひとりに任せられる仕事はそれなりに多い。大変だと思うときもあるけれど、大企業ではこんなに仕事を任せてもらえないだろうなと思うと、村本建設くらいの会社でよかったと思っています。忙しいことよりも、いつまでも楽な仕事ばかりさせられるほうがつらいですからね。

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