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創思苑

社会福祉法人創思苑の特徴や理念

社会福祉法人創思苑のあゆみ

社会福祉法人創思苑が設立されたきっかけは、1984年に障がいを持った人たちとそのご家族と健常者が一緒になり、障がいを持った人が地域で生きていくことを目指し、月に1回学習会をはじめたことです。1985年には自立の家「つばさ」の設立準備委員会を発足し、翌年の1986年に東大阪市中地区に自立の家「つばさ」をオープンします。

1989年に障がいを持つ人が製造する無添加のパン屋「パンジー」が開店します。1990年には自立生活の体験宿泊を企画し、1991年に共同生活の介護や援助を行う自立ホーム「つばさ」をスタートさせます。
そして1992年に社会福祉法人創思苑を創立し、1993年にクリエイティブハウスの「パンジー」を、1996年に「あゆむ」、1999年には「青空」を設立しどんどんと施設を増やしています。

2000年には、居宅介護や行動援護・同行援護・移動支援などを行う「自立生活支援センターわくわく」を、2001年には相談を受け付ける「わくわく相談」を立ち上げています。2012年には、障がいを持つ子どもたちとその家族のために「きっず・パンジー」をつくり、障がいを持つ人や障がい者家族のために相談支援を行う「支援センターほっとパンジー」を作ります。現在では拠点となる事務所が4か所、自立支援ホームやデイサービスなどを行う24か所の施設を経営しています。

社会福祉法人創思苑の理念

社会福祉法人創思苑では、3つの事柄を理念として挙げています。1つ目は自立の思想、2つ目は差別のない社会の構築、3つ目は共生社会の創造です。障がいを持った人や家族が安心でき、信頼してもらうことができるよう関係づくりを大切にしています。知的障害を持つ人が、自分らしく暮らせるよう支援することや、自分で意思決定をさせ責任を持った行動ができるようにサポートしています。

また創思苑では、知的障害を持つ方へのサポートをしっかりとできるスタッフを育てることも大切にしています。自信や責任感を持てるように自立心を育てること、活動を通して社会とのかかわり方などを学べるよう支援すること、地域の住民と理解しあうことなどを重点的に考え取り組んでいます。このほか、障がいを持つ人への人権尊重に対する意識向上や支援の質の向上のために、内外の研修参加も積極的に行ない、創思苑全体で学ぶことも重視しています。

社会福祉法人創思苑が目指すこと

社会福祉法人創思苑では、障がいを持つ方が自分らしくあたりまえに過ごすことができるよう支援を行なっています。障がいを持つ方たちが主役であることを大切にしており、できるだけ意見が反映できるよう心がけています。拠点とされている4つの事業所では、障がいを持つ人たちのための会議を利用者自身で開いています。

障害を持つ利用者の方たちが理事や評議員を行ない、法人の運営などにも関わっており、毎年利用者によるスタッフたちの面接まで実施しています。また、地域で暮らすことを目指しており、重い障害を持っていても地域で「自分らしく過ごすこと」ができるよう支援しています。

家や施設の中でできることも、環境が変わるとできない場合もあるので、経験を積み重ねることが必要です。地域社会の中でアクティブに活動し、外での経験を豊富に行うことで学ぶことへとつなげています。社会福祉法人創思苑が設立している施設では、従来の施設とは違い地域の人たちが気軽に出入りができるような工夫を凝らした設計を行なっています。

玄関はあえて自動ドアにしており、事務所は2階にあります。自由に出入りができ、来訪者がまず触れ合うのが障害を持つ人になるよう工夫しているのです。

実践を磨く社会福祉法人創思苑

社会福祉法人創思苑では、実践の経験を磨くことでより良い支援を、と考えています。そのため、スタッフの研修にも力を入れています。新人職員を中心とした研修では、障害の理解とクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)の向上を目的とした研修を実施しています。

障害を持つ人の気持ちや言動の意味などを理解することを目指しています。中堅のスタッフやリーダーに対する研修では、サポートの際に何かあった場合の解決に向けて、結果を急ぐだけではなく、情報収集から原因分析までをするよう指導しています。その方法や考え方について、具体的な例を利用して練習し、実践へと活かしています。

創思苑のリーダースタッフを対象とした研修の中では、プロジェクト会議の進め方について考えます。有意義かつ円滑に会議を進行させるために必要な実践を行い、結果を出すこと目的としています。かえる会や合同会議などの当事者会議を束ねるするスタッフへの研修は、参加に対しての意欲の引き出し方や発言の仕方、支援者のリード方法などを学んでいます。

また創思苑では、支援を考える日を11月9日と定めており、毎年実践報告会をスタッフたちが行なっています。実践報告会では、研修などから学び実践したことを発表しています。アメリカやスウェーデンなど海外の人たちとの交流もさかんで、注力している会議や研修への参加も促しています。
実際に創思苑で行われている当事者会議の運営方法や職員の面接制度には、交流で学んだ内容をアレンジして、利用されていることもたくさんあります。

会社概要

ホームページ 社会福祉法人創思苑公式サイト
商号 社会福祉法人創思苑
設立 1993年4月1日
代表者 林 淑美
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